僕の考えた最強のトラックボール

どうも、ロジクール信者かつトラックボールユーザーの人です。
現在の入力機器の環境は、m570、k270とどちらもロジ製品でございます。
思えばこのm570、ショッピングサイトで発注してわくわくしていたら、「入荷待ち」によるしばらく待ってねというお預けを食らう位、トラックボールユーザーから注目高かったようです。
トラックボールに出会うまで、店頭で色々なマウスをいじったりしては、しっくり来ずにいました。
当時の俺はかなり肩こりに苦しんでいまして、ワイヤレスマウス特有の、電池の重さの分余計に肩や首に負担がかかるという現象に頭を悩ませていました。というか肩こりで実際頭痛くなるんですよね。
しかし、トラックボールと言うのは、ボールの操作でカーソルを動かせるため、手首や肩の負担が一気に減ります。
ホント、トラックボールは重度の肩こり持ちの俺にとって神をあがめるような気持になれる存在でした。
購入したのはTM-250、ロジクールから出ている有線のトラックボールでした。
自分の過去の日記を漁る限り、購入したのは二〇一〇年の夏から九月にかけての間。
なお、同年十月十五日に後継品のm570が出た辺り、俺は間違いなく「あーあ」と思っていたと思います。

で、TM-250で親指操作トラックボールにさんざっぱら慣れたところで、翌年の一月、お年玉を使い、ノーパソのメモリと同時にm570購入、TM-250は関東に行く機会があった時に知人に渡したと記憶しています。

で、このm570を使い続けてはや三年強。
使っている間、チャタリング(ドラッグしていても途中で途切れる、シングルクリックがダブルクリック、果てはトリプルと認識される)などの問題もありましたが、二年くらいまではぶっちゃけゴミとるだの静電気逃がしだのでやり過ごしてきましたが、ここ半年くらい、いい加減ガタがきているので、何とかしたいなって思っていました。
半年前ですから、大体昨年の夏くらいでしょうか。
俺の記憶では、m570は定価が五千円を切るくらい、俺が買った二〇一一年一月でも、ネットショッピングで安価な値段の場合は四千円程でしたし、最後に値段を確認したときは三千円程だったと思います。
が。
ロジクールは、急激な円安の為か、一部の製品を末尾に「t」をつけてリネームし、外見上どこが変わったのかわからんけれど、ついでに価格も上げて再販売し始めました。
リネームされたm570tの定価は六千円程、まあ問題は定価じゃないんです。店頭価格です。
色々な小売店を回り、ネット価格も見ていますが、今でも底値で五千円って所に思えます。
これはm570が出た当初は需要が大いにあったのに対し、元々欲しい人はm570を買っていて、かつ三年保証のある商品の為、買い直す人もなかなかいない(俺がいい例)に思えるので、需要に大きな差があり、需要供給のバランスが以前と変わったのは言うまでもありません。つまり値下がらねぇ。故に中々手を出せなくなってしまいました。
余談ですが、そのほかPCパーツやDMOの課金、そしてこのロジクール製品のリネームと言った事から見て、急激な円安には正直全く良印象を抱けないでいます。電気料金よりもこっちの方が深刻じゃい。
しっかし夏から秋にかけて、店頭在庫のm570が四千円で売っていたのは今思えば買いだったのかなぁ。後悔。

で、そういう訳で中々手が伸びなくなってしまったm570t、しかしチャタリングは起こり続けるわけで。
そんなわけで導入したチャタリングキャンセラー。ごく短い時間内に複数のクリックが起こった場合、それをシングルクリックとカウントするようにしてくれる便利ソフト。
今は、これでやり過ごしている次第です。

しかしまあ、ハード的には既にガタがきているのは間違いでないので、買い換えたいなとは思っているのですが、値段の上がった同モデルを買うってなると、再三申し上げる通り中々手が伸びませんし、クリックに使われるスイッチのメーカー変更という分解報告もあるので、余計にいい印象を抱けない、現状こんな所であります。

だったら、新しい製品が来れば全部解決じゃないか!
と、ここ数か月思い続けているが故の今回の記事です。

では、新製品が出るとして、何を望むか。
箇条書きで書いていきたいとおもます。

一、親指トラックボールであること
というかぶっちゃけ、デザインはTM-250、m570を踏襲してもらえるのが一番うれしいです。だって慣れているんだもん。m570がしばらくの間価格.comランキングで首位に鎮座し、m570tになった今でも売れ筋ランキング三位なあたり、マウスと違ってトラックボールは選択肢が少ないから購入が集中することを考慮しても、親指トラックボールがそこそこ広く普及してきたことは確かじゃないでしょうか。友人に誕生日にプレゼントしたら好評でしたし、先日別な友人と電気屋行ってm570t触らせたらえらく気に入ってました。いや最も、FPSやっている友人からは、「これ絶対使いにくいわー」と言われましたが。

二、高速スクロールの実装
ロジクールのマウスを店頭でいじってみるとわかるんですが、一部のモデルには、高速スクロールと言う機能がついています。一度ホイールを回すとスィーっとずっと回り続けるこの高速スクロール、かなり爽快感があります。実際長文を流し見する時に重宝しそう。
何より、m570の初期ロットが、「ホイールがぎすぎすする」といった不評があったので、そのイメージからの改善の為にも、新しい商品には高速スクロールをつけて欲しい所です。

三、戻る/進むの拡張ニボタン
m570に既についていますが、配置が換わってもいいのでこう言ったボタンは是非つけて欲しいです。
PageUPとPageDownに割り当てているので、高速スクロールが実装されたらどれだけ重宝するかはわかりませんが。(苦笑

四、チルトホイール(横スクロール)
最近のマウスは、ホイールを横に倒すと横側にスクロールできる、またはそれを拡張ボタンとして戻る、進むを割り当てられるようになっているものも多いです。
しかし、m570にはこれがない。ぶっちゃけ俺はマウスジェスチャユーザーで、しかも上記の拡張ボタンもあってそこまで必要性を感じていませんが、実験のデータ処理で表計算ソフト使うときなんかは欲しくなるんだよなぁ、横スク。なので欲しいっちゃ欲しい。

五、Unifying対応
Unifyingとは、ロジクール製品を一つのレシーバで複数使う事の出来るワイヤレス規格で、m570や、キーボードのk270も対応しています。昔はレシーバを機器毎にぶっさしていたものですが、Unifyingはレシーバを一つにまとめるため、USBポートの少ないノート型パソコンには非常に重宝するレシーバでした。
最も、後々バッファローから11b/g/nを使ったワイヤレスマウスだったり、途切れにくいブルートゥースのマウスやキーボードが出てきたので、メリットを感じにくくなってきているかもしれませんけど。
なお、元々ナノレシーバということで偉くレシーバのサイズが小さかったですけど、一月下旬に出たm545では、さらに小さい、突起部分3mmの「Picoレシーバ」を採用しているそうで、ノーパソに挿したままでも邪魔にならないことを売りにしているようですね。無駄にすげぇ。

とりあえず機能面ではこんな所でしょうか。
結局、m570を堅実に改良してほしいってだけなんですけど、それが俺にとっては最強のトラックボールになりえると思います。
ロジクール本気出せ。アンケでも後継出せって書いた記憶あんだけどなぁ。流石にtモデルだしたばっかだしまだ先かねぇ。また機会あればかいとこ。